マウスMOD(改造)の世界
こんにちは。
前回はパラコードについて紹介しました。
今回はその拡張版ということでマウスのMODについて代表的なものを広く浅く紹介していこうと思います。
比較的簡単なもの順に書いていきます。
マウスソール交換
MODと呼んでいいのかわかりませんが、マウスの滑りを軽くしたり、止めやすくすることができます。
海外ではHyperglideが主流ですが、国内では買えないので近い滑りのDPSAX2をオススメします。
既に貼ってあるソールはドライヤーで熱してカッターなどで取ると比較的きれいに取れます。
○メリット
・初期ソールより滑りやすくしたり、止めやすくできる
○デメリット
・初期ソールは別売りされてないことがほとんどなので一度剥がしてしまったら手に入らなくなる
グリップテープ
その名の通り、グリップテープを貼り付けて持ちやすくします。
銃用のガンテープが主流ですが、テニス用のグリップテープや最近流行っている爬虫類の模様?が描かれたテープなどがあります。
MM530のラバーグリップ滑るからエアガン向けのグリップテープ貼った。 pic.twitter.com/dRUEFowoBZ
— HIRAMEte0r (@HIRAMEte0r) 2018年9月20日
○メリット
・持ちやすくなる
・柄がついたテープを使うことでおしゃれにできる
○デメリット
・ひとによってはださく見える
・テープを剥がしたときにベタつくおそれがある
スプレーペイント
プラモ向けのスプレーで塗装をします。
基本的に黒色のマウスが多いので3~5回塗装しないと発色が良くなりません。
マスキングテープでネジ穴やツメ、底面は塗装しないように気をつける必要があります。
私はタミヤのラッカー系スプレーとトップコートを使用しました。
追記:トップコートを使用したところ塗装スプレーの引っかかる感じがなくなりサラサラした質感になりました。オススメです。
— HIRAMEte0r (@HIRAMEte0r) 2019年1月26日
○メリット
・自分の好きな色にできる
○デメリット
・重量が1~3g増える
穴あけ
軽量化のために電動ドリルでマウスに穴を開けまくります。
最後に全体をヤスリがけします。
ネジ穴など大事な部分を傷つけないように気をつけましょう。
○メリット
・軽量化できる
○デメリット
・あまり見た目がよろしくない
・集合体恐怖症のひとに嫌がられる
パラコード
前回紹介した通りです。
ケーブルの引っかかる感じがしなくなり、マウス操作が楽になります。
ケーブル自体の重さも感じないので軽量化に繋がります。
HID-Labs様から完成品を購入することもできます。
Hyoutekiさんからいただいたシリコン被覆のワイヤーを使って本物のパラコードケーブルを作ってみました。
— HIRAMEte0r (@HIRAMEte0r) 2018年11月9日
EC2-Aにインストールし、ついでにスイッチを日本製Omronにしました。 pic.twitter.com/hjNy5syvTN
○メリット
・操作がしやすくなる
・軽量化
・好きな色のケーブルを選択できる
○デメリット
・強い電磁波によって影響を受ける可能性がある
スイッチ交換(ホイールエンコーダなども)
左クリックなどに使用されているスイッチを交換します。
中国製のオムロンスイッチが多くの製品で使われていますが、耐久度が低かったりクリック時の音が大きかったりするのでそれらを改善できます。
個人的には日本製のD2F-01Fが気に入っています。
MM530 パラコード+日本製オムロンスイッチ+ガングリップテープ pic.twitter.com/nfS5bV6Qn8
— HIRAMEte0r (@HIRAMEte0r) 2018年11月17日
○メリット
・クリック感を変えられる
・スイッチの寿命が長いものに変更できる
○デメリット
・元のスイッチを取るのが困難
・最悪の場合基板をダメにしてしまう
基板移植
あるマウスの基板を別マウスの中に入れます。
小さいマウスの基板が使いやすいのでG303、有線GPRO、G304などがよく使われます。
かなり面倒です。
充電可能なワイヤレスFK2作りました。 pic.twitter.com/eRsr2juFw6
— HIRAMEte0r (@HIRAMEte0r) 2018年9月26日
○メリット
・古い型のマウスに最新のセンサーを載せることができる
・有線マウスを無線化できる
○デメリット
・2つのマウスを使うことになるので値段が倍かかる
・ホイールの高さなどマウスの形状によっては移植できない
・正しい角度でセンサーを固定しないと曲がってしまう
・しっかり考えて作らないと問題が生じたりする
おわり。